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良い地相5選 〜土地の形、方角、周辺環境をチェック!〜
手相は、手のすがたかたちを見て内面を探るものですが、
土地にも「地相」でその土地の良し悪しを判断する方法があります。
今回は、良い地相 5選とともに「運気」とは何かということにも触れて、
地相についてご紹介します。
目次
1. 良い地相 5選
2. 地相学における「運気」とは
3. 地相を調べるには
4. 正しく判断するには、不動産会社の協力も
1.良い地相 5選
① 東南の角地
東南に面した土地は、太陽がのぼり沈むまでを眺めることができる日当たりの良い場所です。
さらに角地であれば、日当たりを妨げる建物と隣接していないということで、
ますます明るさを確保された土地になります。
〜日当たりが良いとなぜ良いの?〜
陽の光は精神を安定させ、体内リズムを整えるほか
骨を丈夫にする効果もあるといわれています。
カビが生えにくいという住まいへのメリットも大きく、
土地の価格は下がりづらくなります。
② 張り・欠けが無い土地
長方形または正方形の土地は、住まいづくりの自由度が高く、
快適な暮らしを実現しやすい場所です。
建物や庭、アプローチが効率的に設計でき、
日当たりをどう取るかも含めて土地を有効活用することができます。
また、風水などを取り入れようとする際にも、
四角形の土地なら八方位(方角)がどこなのかが定めやすくなります。
張りや欠けがあると、八方位は複雑になってしまいます。
〜三角形と台形の土地は要注意〜
生活へのストレスが生まれやすい三角形や台形の土地は、
運気の下がる「凶相」と呼ばれています。
敷地の形状を有効活用しづらいため、建物がいびつになりがちです。
角のとがりが強いほど家族や近所とのトラブルを招きやすく、
「火事や病気になるケースも多い」と言われることもあります。
③ 高台の土地
低地よりは高台にある土地のほうが地相が良いとされます。
理由としては、風通りや眺望がもたらす"運気の良さ"が一番にあげられます。
また、「台」「丘」などの文字が含まれている土地はもともとの地盤が固いことが多く、
水害にも遭いづらいことが推察されます。
高台の土地は暮らしを安定させ、
「高台に引っ越してから運気があがった」「出世した」というのはよく聞く話です。
〜どうやって作られた高台かはチェックしておこう〜
高台でも地盤や造成状況の調査は必要です。
元々あった地盤を活かしている"切り土"なら安心できますが、
"盛り土"で作られた高台の場合は地盤がゆるくなるリスクが高く、地相が良いとはいえません。
④ 通りに面した土地
通りに面している土地のなかでも、おすすめは南側または東側に道路がある土地です。
玄関は道路側に配置されるので、建物の中まで明るい光をとりこみやすくなるためです。
通りに面していても、T字路の土地や、突き当たりの土地は注意です。
良い気も悪い気も混ざり合って、土地や建物の中に入ってきてしまうと言われています。
また、面している道路にも良し悪しがあります。
5m~9m程度の幅で、風通しが良い整った道路が面した土地は吉相で、
反対に3m以下の狭い道幅や、10m以上もある車通りの多い道に面した土地は凶相と言われています。
〜旗竿地はとくに要注意〜
通りに面していても、間口が狭く奥に土地がひっこんでいる「旗竿地」と呼ばれる土地は、特に良くない地相といわれます。
旗竿地は建築やリフォームも難しいため価格も安くなります。
⑤ 山、海の近くの土地
山や海の近くの土地は、多くの場合吉相とされています。
特に東側に山があると、家の中に太陽光が入ってこない土地だとしても、
東の運気が高まるといわれています。
また、土地の西側・北側に山がある場合も、山が家を守るとされています。
海は悪い運気を清め、良い運気をみなぎらせるとされていて、
とくに東側に海がある場合は発展が期待できるため、若年層におすすめです。
その他、年配層は西側、子供には南側、精神を落ち着かせるには北側に海があると
効果的だといわれます。
2. 地相学における「運気」とは
これまでの話で、ときたま出てくる「運気」「気」とはいったい何だ?と
不思議に思っている方もいるでしょう。
運気とは
一般的に「運気」とは、次のような言葉で説明されます。
自然の現象に人の運命を当てて吉凶を判断すること。また、単に「運」のこと。
…もうすこし謎めいた説明もあります。
天地・人体を貫いて存在するとされた五運と六気。
さらにもうすこし掘り下げてみましょう(ついてこれていますか^^;)。
「五運と六気」とは、古代中国で説かれた自然界の摂理のことをいいます。
・五運…地中の気象現象を指す言葉
木(風)、火(熱・暑)、土(湿気)、金(乾燥)、水(寒)
・六気…天・大気を指す言葉
風、熱、湿、燥、寒、火
つまり「運気」とは、自然界の摂理のことをあらわした言葉なのです。
地相学と運気
さて、この「五運・六気」で出てきた漢字を見ると、
なんとなく地相の話と結び付けられそうな気がしてきませんか?
運気だなんだという言葉が出てくると、ちょっと不思議なパワーで占っているのかと思われがちですが
"自然界の摂理をその土地に重ねて、どういう流れが生まれるかを考えている"といえば
すこしは道理にかなう話のように思えてきます。
現実に即してさまざまな情報をあつめ、自然の摂理もふまえ、
統計学的にその土地の内面を探ろうとしているのが地相学だといえるでしょう。
3. 地相を調べるには
土地の情報を集める
土地の地相を知るには、まずは以下のようなことを確かめます。
・土地の形状
・土地の高低差
・前面道路の位置
そして、土地の内面を探るために以下についても調べます。
・土地の歴史(地歴)
・似たような土地の情報
・周辺の都市計画
以上のようなことを材料にして判断していきます。
現地調査をする
地相学を正しく使っていこうとするには、
地図を見るだけでは不十分です。
実際にその土地を訪れ、現地や周辺環境を調査する必要があります。
近くで工事をしているか、土地から見える風景はどのようなものか、
場合によっては、近隣の方にお話を聞いてみたりすることもあります。
法務局や役所で確認するべき事柄がでてくることも、まれではありません。
4. 正しく判断するには、不動産会社の協力も
不動産会社は、土地の情報や、土地の過去の調べ方はもちろん、
周辺の都市計画などにも精通しています。
その土地に根ざして何十年も経験を積んでいる会社なら、
自然と統計学的に土地の良し悪しを見ることができるでしょう。
当ブログを運営している三和都市開発は、大阪で創業30余年の実績があります。
ベテラン営業マンも多数在籍し、大阪をはじめ関西圏にて多くの土地・建物と都市計画に携わっております。
ご所有の不動産や、これから売買を検討中の不動産の「地相」を調べる際は、
ぜひいちどご相談ください。
土地をお調べするお手伝いをさせていただきます。
ご所有の不動産や、投資物件について詳しく調べたい方は、実績豊富な三和都市開発へご相談ください。 税理士や司法書士など専門家との連携もおこなっております。 |
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